2010年08月23日

交通安全ノート

福島県のマジックショップ『マジっQ』のサイトで発見した商品。

動画を観たのですが、こりゃ面白いなーと思いました。

パラパラめくって真っ白に見せた後、そこに絵が現れて・・・・とまあ、似た商品は色々ありますが、これはいい見せ方だと思いました。

<現象>
一冊のノートを手に持ち、パラパラはじいて見せていき、真っ白であることを見せます。
一番頭の所に「すすめ」と書かれた青信号のイラストの紙を置いてはじいていくと、すべてのページにそのイラストが現れます。
今度は一番上の紙を「ちゅうい」と書かれた黄色信号のイラストと入れ換えてはじいていくとすべてのページにそのイラストが現れます。
「とまれ」と書かれた赤信号のイラストの紙でも同じことが起こり、最後は「交通安全」と書かれた三つの信号のイラストの紙と交換して、すべてのページにこれが現れます。


とまあ、はじく動きが五回も繰り返され、単調な感じはしますが、交通安全と結びつけたのは面白いと思いました。

ちなみに、カードマジックでこういった現象を行うマジック、結構好きです。
黒いカードの内、一枚を赤と交換するとすべてが赤いカードになる、なんてパケットトリックをよくやります。
エルムズレイのダズルもこういった交換して変化、というマジックですが、マニアの方が好きそうーなマジックです。しかしこれも繰り返しまくり。私は人前でやったことは一度もありませんが、こんなに繰り返して大丈夫なんだろうか。

閑話休題。

この『交通安全ノート』のように、はじいていってイラストが変化していくマジックは他にも色々あります。
例えば、知り合いの方に予言現象になっている物を見せてもらったことがあります。
あとテンヨーの売り場でキャンディーが出てくるやつを見たことがあります。
ターベルコースの4巻には『THE STAMP ALBUM』というマジックが載っています。
これは、色々な切手がたくさん入った封筒を見せて封をしてテーブルに置き、何も貼っていない切手帳を見せた後、突然その切手帳のすべてのページに切手が現れて、封筒の中は空になっている、というもの。
切手のコレクターに見せたら喜びそうなマジックだなーと思います。

このように、イラストに限らず、素材選び、演出選びでガラッと印象が変わったりすると思います。
他にも色々面白い見せ方がありそう。
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2010年08月16日

TiVo 2.0(NEZバージョン)

ダン&デイブのトリロジーに収録されている作品の私バージョンであります。
ちがう方法で同じ現象を実現できないかなーと思って考えました。



グレゴリーウィルソンが使っていた技法を入れてみましたが、初めて観た時は引っかかりました。
こりゃいいな、と思い使っていくことに決定。
マニアの方にこの技法を紹介した時は、興味を持っていただけた感じで嬉しかったです。
これはシンプルだけど、サラッとやるとすんなり通用しちゃう技法だと思うんですよねー。

この作品に限らず、交換現象のマジックって好きです。
この前お客さんの手を使って、昔からやっている交換現象をやったらかなり受けが良かったのですが、昔はお客さんの手を使わずに演じていました。
観客の手を使う、使わないという選択で結構印象が変わってくることがありますので、こういう点を大事にしていきたいです。

レイ・コスビーの「Jack In Box」をヒントに、ケースの中とケースの上のカードが入れかわるマジックを考えたこともありますが、交換現象は結構研究しがいのあるテーマだと思います。

アンビシャスカードのラストに、前のマジックで使って除けておいたカードが一番上から出てきて、除けておいたカードがアンビで使っていたカードになっている、というのも考えましたが、人前での実演はまだ。
機会があればやってみたいなと思います。

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2010年07月11日

スリー・ビレット・トリック

アル・ベーカー
(収録:書籍-トランプ・マジック/株式会社筑摩書房/松田道弘 著)

マジック関連の本を買おうとテロテロ見ていたら、昔持っていた一冊の本が目に。
とってもお買い得だったので「また読んでみようかな」と思い購入。
それが上記に記載がある松田さんの書籍なわけですが、ペラペラ気になったページを読んでいて、やっぱり面白いなーと思いました。

で、面白いマジックが載っていたのでご紹介。

デックの中から二人の観客が二枚カードを選び、その名前を紙切れに書いて帽子の中に入れます。三人目の観客は心の中で選び、その名前を紙切れに書いて帽子の中に。
演者は帽子の中から紙切れを一つずつ取り出しては、中に書かれたカードの名前を当てていきます。


現象を読んだ時に
「ん?心の中?何でわかるんじゃ?」
と思いました。
この時は全然考えることなくすぐに続きを読んだのですが、書かれていた種を読み感心。
「おお!こりゃ凄い!」
どこかで見たことあるようなトリックだとは思ったのですが、細かい所までよくできていて、とっても感心。
本文には
「悪魔的ともいえる巧妙なアイディアと構成術」
「五十年以上も前に完成されたトリックですが、その感覚のみずみずしさは、きのうつくられた奇術のよう」
という記載があり、うんうんと頷きました。
マーク・スペルマンあたりが「昨日考えたんだけどさぁ」なんて言い出しそうです。
決して簡単ではありませんが、これは挑戦してみたい作品だなーと思いました。

ちなみにこの本には、最近マニアの方とのお話に出てきて、やっぱり面白いなーと思っていた、観客にシャフルさせられるカード当て「ささやくクイーン」も載っていました。

この本は、マジックの解説が載っているだけでなく、演出の重要性やマジシャンの話など、色々なことが載っていて、幅広い面白さがあります。
やっぱり松田さんの本は面白いな〜と実感しました。
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2010年06月26日

ツーコイン(by NEZ)

最近コインマジックに結構夢中で、ちょくちょくやっとります(練習も実演も)。

で、あれこれいじくっててこんな手順を作ってみました。



動画を観るとおわかりになると思いますが、銀貨が一枚ずつ出てきて二枚になり、今度は一枚ずつ消えて、また一枚ずつ出てきて、最後は一枚ずつ銅貨に変化。

これを考えるきっかけになったのが、ルーン・クランの「Birds of the World」
これは銀貨を三枚使ったコインズ・アクロスのラストにチャイニーズ・コインが現れるマジックなのですが、初めて観た時このラストを予想できなくて「まさか別のコインが出てくるとは!」と驚きました。

私の場合は使ったコインとは別に、ではなく、使ったコインが変化して終わる、という現象なわけです。
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2010年06月23日

Twilight

ポール・ハリス
(収録:DVD−Stars of.Magic DVD1 PAUL HARRIS/Murphy's Magic Supplies,Inc)

ポール・ハリスと言えば、珍しい現象のマジックを数多く世に送り出しているマジシャンですが、今回は鏡に映ったコインが実体化するマジックのお話。

同じ現象のマジックで思い出すのが、テンヨーのコインビジョン。昔持っておりました。
ギミック物なので、見るからに怪しいわけですが、かなりクリーンに、そして易しくできます。
コインが増える以外の現象もできるので、結構遊べるんじゃないかなと思います。

そして、過去記事にそのマジックのことを書いた時にも触れたのが、ポール・ハリスの「トワイライト」というマジックです。
テンヨーのサイトの商品ページの所の話によると、この魅力的な現象をテクニックを使わずできないか、ということで考案されたのがコインビジョンだそうです。
ちなみに製造中止みたいですが、アマゾンでは販売しておりました。

さてさて、トワイライトですが、ギミックを使わずここまでやるとは、流石ポール・ハリス、という感じのマジックに仕上がってます。

現象の詳細は下記の通り。

一枚のコインと板状の鏡を見せて、テーブルに立てた鏡の前にコインを置きます。
コインが二枚に見えますが、本当に二枚になります。
次にコインとコインの間に鏡を立てます。今度は鏡があってもなくても二枚なわけですが、コインは溶け込むようにして一枚になってしまいます。
もう一度二枚になった後、鏡を立てると今度は四枚に見えます。そして、鏡がなくても四枚になるのです。


なるほどこの技法を使うわけかー、という所から始まり、二枚にする時の見せ方が面白い。
次の同化するような面白い見せ方の二枚から一枚への変化。
そして、ラストは派手に二枚を四枚に。
ちゃんと細かい所まで考えられてる手順だし、次から次へと起こる現象も面白い。そして四枚がそろうってことは、このあとコインマトリックスやコインズ・アクロスに続けられるってーわけです。
リセットの後にはインターレースト・バニッシュができるってーわけです。
この連続演技は小林恵子さん以外やってる人見たことないですが。

閑話休題。

トワイライトは、演技するのに丁度いい鏡を用意するのが大変そうなのと、手順が長く、条件が悪いと実演は厳しいので、手軽にはできませんが、やってみたいマジックです。

ちなみに私もちょっくら鏡とコインのマジックを考えまして、昨日やってきました。

一枚の100円玉とハンドミラーしか持っていないことをよく見せて、掌に鏡を立てて、その前に100円玉を置きます。
鏡に映ることでコインが二枚あるように見えるわけですが、鏡を取り去るとコインが現れて本当に二枚になります。

これは、以前演じたハンカチを使用してコインを出すマジックの応用。
鏡だと現象的にユニークになり、ハンカチと違って手を全然覆わないので、かなりスッキリした演技になります。
半袖でもタンクトップででもできるので、これからの季節でも安心して演技可能。

難しいテクニックは使いませんが、一枚が二枚に増えておしまい。
怪しい道具を使う必要がなく、比較的簡単にできるのはいいのですが、現象がとってもあっさりなんですよねぇ。
二枚になって、さらに四枚にできたらいいんですけどね〜。今のところアイディアはナシです。

昔、一枚を二枚にする別の方法を考えたことがあるんですが、それと組み合わせたりしていけば、四枚まで増やす手があるかもしれません。
今後パワーアップできたらいいな〜と思っとります。
posted by NEZ at 16:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 面白作品:その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月15日

ツイスト現象

どうもこんにちは。パケットマジック大好き人間です。
みなさんこんにちは。ツイスト現象大好き人間です。

以前ブログで「MEXICAN REVOLUTION」というマジックの記事

http://nezmagi.seesaa.net/category/4970572-1.html

の中に
「ノーギミックでできんかな、と。
まだ考えいませんが、考えてみたい。
でもこれはかなり無理があることになりそうだ。」
と書いたのですが、最近になって、ちょっくら考えてみようと思い、あれこれいじくっておりました。
最後に裏の色は変わらないし、ツイストする時も鮮やかさ激減だったり、とにかくあちこち違いがあるのですが、似たような現象のマジックができました。



実は最初は違うやり方だったのですが、ツイストのさせ方に違いがあり過ぎてこれに変えました。あそこもっと速くして〜。

まあ、これをヒントにまた違ったやり方のを考えてみたいなーなんて思っとります。

そういえばレイ・コスビーの作品で、三枚のカードを片手で持ち、振るごとに一枚ずつ裏向きになっていく「THE OTHER CHEEK」という作品を観た時
「すげえな。元気いっぱいだなこの人」
と思いました。
で、頑張ってやってみましたが、ありゃ無理。無理ですよレイ先生。

何はともあれ、ツイストマジック、また色々考えてみたいものです。

【追記】
6月26日にカードをいじくっていたら、
「あれ、こうしてこうすりゃ裏の色変えられるじゃないか」
と気付きました。
結構まだあちこちいじれるかもしれないなぁと思いました。
posted by NEZ at 11:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月10日

イレカワールド

四枚のAと一枚のジョーカーが入れかわるという、元気いっぱいなマジック。



トランスポジションと言えばよくあるのは一枚同士の入れかわりで、それも好きですが、枚数が異なるカードの入れかわりもたまに考えてます。

イリュージョンでもこういうのあるのかな。あまり見たことない気がするけど。
二つの箱を用意して、二人の人間が入り、AさんがB、C、D、EさんがそろうBさんの家に遊びに行った丁度その時、四人はAさんも誘おうとAさんの家に行き、行き違う、みたいな。

コインマジックだとどうだろ。
一枚と四枚・・・・かみやさんがこれに近い現象のマジックをやっていた気がします。
三枚と一枚の状態で、一枚しかないはずの方からもう片方の手の三枚が出てくる、という現象だった気がします。

一枚と四枚、難しそうだけど面白そう。
posted by NEZ at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月29日

イチマイズツクダレイズライズ(by NEZ)

一つ前の動画でパケット版レイズライズをアップしましたが、これは下るという逆現象。
というわけで、ハイホーの曲でどうぞ



「レイズーライズー レイズーライズ最高ー
 上がる上がる上がる上がる最高ー最高ー
 最高ー最高ー最高ー レイズーライズー最高ー 
 下がる下がる下がる下がる最高ー最高ー」

右手で上がるバージョン、左手で下がるバージョン・・・これを同時にできたら凄すぎるな〜、とふと思いました。


posted by NEZ at 02:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月28日

イチマイズツアガレイズライズ(by NEZ)

レイ・コスビーのレイズ・ライズの魅力にとりつかれた男のある試み。

パケット版レイズライズ。

この動画を撮影した時はテイク1で終了という嬉しい結果だったのですが、思いっきりまぐれ。
これ、全然成功しなくてイライラします。
人前でできるぐらい上達させたいですなー。



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2009年08月04日

MICRO-MACRO

ブラザー・ジョン・ハーマン
(収録:書籍-ブラザー・ジョン・ハーマン カードマジック/株式会社東京堂出版/リチャード・カウフマン 著/TON・おのさか 訳)

レギュラー・デックを使ってカードの伸縮現象を可能にした奇抜で刺激的な面白作品☆

まず二枚のカードを選んでもらいます。
そのカードをデックの中に戻してテーブルにスプレッドすると、
小さくなったカードが二枚見えます!
その内の一枚をつかんでデックの中から引き抜くと、一瞬で元の大きさに戻ります。
一旦デックをそろえて、大きさが戻ったカードをデックに戻して再度全体をテーブルにスプレッドすると、今度は選ばれた二枚のカードは通常の大きさで、それ以外のカードが縮んでしまいます。
ラストは、縮んだすべてのカードが一瞬で元の大きさに戻って終わります。


この強烈な現象が、冒頭でも触れましたがレギュラーで可能です。
もっと細かく説明すると、使用するカードはレギュラー・デックのみです。
さらにセット不要。手渡し可能。

まあ、見る人によっては「こりゃ苦しいよ」と感じるかもしれませんが、私は「レギュラーでよくここまで考えたなー。面白い」と思いました。

人前で演じたことは一度もありませんが、今度ミニカード好きの知り合いに見せてみようかな〜と思っております。

ちなみに、テンヨーの商品ページで読んだのですが、このマジックは売りネタである有名作品、マイク・パワーズ考案の「デミニッシング・リターンズ」の元になったものだそうです。

「開発ストーリー」の所に
「最初の原理の発見者は、ある意味一番貢献度が高いとも言えるが、実際に人に見せるマジックとしての価値を高めるのは、その発展形を作った人だったりするところが、科学分野の発明とも似ている」
といったことが書かれていて、前者にも後者にも敬意を表すると共に、こうして発展だったり進化していくところがマジックの醍醐味だなと感じました。
posted by NEZ at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 面白作品:デック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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